About
プロフィール
鷗田 かつみ(おうた かつみ)
日英/英日 美術・デザイン翻訳者
1981年1月23日生まれ
東京都在住
略歴
2003年 明治大学文学部日本文学科卒業
日本近代文学を専攻。卒業論文のテーマは遠藤周作。
2004年 Royal Holloway University of London / International Bridging Diploma卒業
2005年 London College of Communication / Creative Media Programme 卒業
大学を卒業後、ロンドンに2年間留学。
はじめて現代美術の世界と出会い、深く魅了される。
グラフィックデザインを学びつつ、Tate Modernをはじめとする
市内の美術館や単館系ギャラリーへ好奇心の赴くままに足を運び
本場のContemporary Artにどっぷりと浸る。
2006〜2014年5月 東京都内の翻訳会社に、社内翻訳者兼コーディネーターとして勤務
公益財団法人・工業用機械メーカー・科学博物館など
さまざまなビジネス領域の日英/英日翻訳およびコーディネーションを経験。
プライベートでは、美術・デザイン関連の翻訳をおこなうとともに
美術館・ギャラリー・名画座等へ足しげく通い、こつこつ蓄積を続ける。
2014年5月 会社を退職、「美術・デザイン翻訳者」として独立
現在はおもに現代美術関連や映画字幕の英訳/和訳をおこなっている。
「東京藝術大学 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」翻訳アシスタント。
翻訳という仕事について、また将来の展望について
翻訳とは「言葉を媒介にした、人と人との縁つなぎ」をする仕事だと思います。
言葉の良いところは、その言語をお互いに理解できるのであれば、どんなことについても語り合えることです。
自分の翻訳や文章が、おもに表現の世界において、いろいろな面白い結びつきを生むための
お役に立てることを願っています。
すこし極端な例をあげるならば、
現代美術と華道。
科学館と創作料理人。
東京の喫茶店とロンドンのティーハウス。
そうした業界や地域の垣根を越えた結びつきがたくさん実現して、日本や世界の文化が盛り上がってほしいし
そのムーブメントに、なんらかの形で自分も携わってゆきたいのです。
私は仏教徒なので、物事に偶然はないと思っています。
この世界のあらゆる人々の原因と結果がこまかい網の目のようにからみあい
現在の私たちの人間関係や環境となって顕われている。
人の頭で考えたカテゴリ分けや境界線よりも
自然そのものに根ざした本来の因果関係はもっとずっと複雑、かつ自由なはずではないか。
固定観念にとらわれない多種多様な結びつきを見てみたいし、創ってもみたい。
ウェブサイトのドメインは .net がいいなと思ったのは
そういうネットワーク = 網のイメージに繋がっているからです。
ひとつひとつの縁や出逢いを大切にして、仕事をしていきたいと思います。
言葉にまつわることで私に何かお手伝いできることがありましたら、いつでもお問い合わせ下さい。